いま、ドラマに引っ張りだこの超人気俳優・岡部たかしさん。
朝ドラ「ブギウギ」から「虎に翼」と二連続で出演していますよね。
中村アンさん主演のドラマ「約束」にも重要な役どころを演じています。
テレビで岡部たかしさんを見ない日はないのでしょうか。
そんな岡部たかしさんが、2024年4月28日放送の「情熱大陸」に出演!
岡部たかしさんが追求し、夢中で演じる「おもろい」とは?
情熱大陸の番組の内容に沿ってみていきましょう。
岡部たかしが「情熱大陸」に出演!
4月28日(日)よる11時放送
MBS/TBS系 #情熱大陸俳優/#岡部たかし
「おもろいか、おもろないか」
追い求めるのは人間の性(さが) pic.twitter.com/32MIA7ecK1— 情熱大陸 (@jounetsu) April 21, 2024
2024年4月28日放送の「情熱大陸」に、俳優・岡部たかしさんが登場!
いまでこそ、ドラマに引っ張りだこの超売れっ子俳優・岡部たかしさんですが、わかいころからの道のりは決して順調ではなかったそう。
高校を卒業して就職するも、1年で退社。
20代半ば、フリーター生活を続けるなかで、大阪で「劇団東京乾電池」の公演を観て感銘を受け、役者を志しました。
それだけでは食べてはいけなかった…。
それでも楽しかったあのころ。
なかなか日の目を浴びることができなかった岡部さんに、転機が訪れます。
2022年のドラマ「エルピス ー希望、あるいは災いー」の村井役で一躍名が知れることに。
そしていま、朝ドラに立て続けに出演したり、同時に民法ドラマにも出演。
どうしてここまで?
番組は、岡部さん本人に問いかけます。
やっぱり面白くしたい。人間は誰しも複雑だけど、どこか滑稽やから。どの役を演じても、おもろいと思われたい
いまの岡部たかしさんが夢中で演じる「おもろい」とは?
情熱大陸の番組の内容に沿ってみていきましょう。
岡部たかしのプロフィール!
1972年、和歌山県出身。24歳で俳優を志して上京し、劇団東京乾電池に所属。
退団後は、山内ケンジ氏がプロデュースする「城山羊の会」を中心に、数多くのドラマ、映画、舞台、CMに出演を続けている。
2022年、ドラマ「エルピス ―希望、あるいは災いー」で演じたテレビプロデューサー・村井役で注目を集め、NHKの連続テレビ小説では2023年度後期「ブギウギ」、2024年度前期「虎に翼」と、2期連続で出演を果たす。
自身が立ち上げた演劇ユニット「切実」では演出も担当している。引用元:https://www.mbs.jp/jounetsu/2024/04_28.shtml
岡部たかしさんは、俳優・ナレーターとして活躍しています。
年齢:51歳
出身地:和歌山県
身長: 175cm
事務所: クリオネ
著名な家族: 岡部ひろき(息子)
岡部さんは25歳で結婚し、34歳で離婚した妻と、2011年に復縁しているようです。
2000年12月に生まれた息子の岡部ひろきさんは、現在俳優として活躍しています。
岡部たかしさんの妻や息子について気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね↓↓
>>岡部たかしの息子は俳優!離婚した妻と再婚?震災がきっかけとは
【情熱大陸】岡部たかしの演技論「おもろいか おもろないか」
いろいろなバイトを経験した岡部たかしさん。
40代になってからも、お寿司の宅配などのアルバイトをしていたといいます。
善人と悪人を自在に演じ分ける岡部たかしさんは、どこにでもいそうなおじさんです。
苦手を挙げれば、例えば雑誌取材のグラビア撮り。
だからつい、おどけて照れ隠し。
まさか、自分が「anan」の誌面を飾ることになろうとは…。
朝ドラでも活躍中! 岡部たかし「感情から入らなくても、体から役のノリを作っていくのもあり」 https://t.co/MPO2thuLCV pic.twitter.com/iXafCnvVlp
— ananweb (@anan_web) November 25, 2023
そんな岡部たかしさんに、売れた実感があるかと問います。
なんと、答えは「ない」。
こんなに売れっ子俳優になっても、売れているという実感がわかないということは、それだけお芝居に熱中して、ひたすら集中して楽しんでいるということなんですね。
岡部たかしさんの演技論は、
「おもろいか おもろないか」
だといいます。
演じ方も生き方も、自らの基準に従って選んできました。
信念を曲げる気はさらさらないけれど、ひょう然として穏やか。
そこに生まれる不思議なムードが、岡部たかしさんの最大の魅力なのです。
【情熱大陸】岡部たかしの演劇ユニット「切実」
2023年夏、岡部たかしさんは舞台稽古に入ったところでした。
ある日の打ち合わせのシーン。
そこには、岡部たかしさんのひとり息子・岡部ひろきさんもいました。
岡部ひろきさんもまた、俳優として活躍中。
岩谷健司さんなどが立ち上げた演劇ユニット「切実」。
結成から13年、演出家を置かず、役者と脚本家だけで活動を続けているそう。
衣装担当はおろか、美術スタッフもなし、テレビや映画の華やかな現場を縫ってでも、こんな手作りの芝居を続けていきたい。
演出の中心は岡部さんですが、それぞれが意見を出し合って細部が詰められていくのです。
和やかな練習風景。
この雰囲気が、演劇ユニット「切実」のメンバーたちの持ち味なのだろうなぁと感じさせられました。
まず、「切実」というユニット名がなんとも味わい深いですよね~!
【情熱大陸】岡部たかしのおもろい舞台・切実「朝の人」
ついに、舞台の本番当日を迎えます。
切実「朝の人」。
おもろい舞台のためなら、自前の衣装を抱えてくることもいとわない。
開演前の楽屋で、役者さんたちが緊張している姿が映し出されます。
観ているこちらまで、ドキドキしてしまうような光景。
こんなに経験を積んだ役者さんたちでも、緊張するものなのですね。
そして舞台本番、客席からはひっきりなしに笑いが起こっていました。
「テアトロコント Vol.64」ダウ90000の長尺コントの楽しさを満喫しつつ、ラストの切実『朝の人』に気持ちを完全に持ってかれた。圧巻。噛みしめれば噛みしめるほど笑いが込み上げてくる pic.twitter.com/dOFvPoDEQD
— 早川大輝(編集者・ライター) (@dai_nuko) September 23, 2023
SNSでは、切実「朝の人」について、絶賛の嵐!
「切実「朝の人」がちょっととんでもなく面白かった!心掴まれまくり」
「切実の「朝の人」めちゃく良かった!名前を名乗り合うシーンで「景色」から「人間」になるところにグッと来た。」
「切実の「朝の人」が一番好き。東中野いくたび思い出しそう。」
え~、私も観てみたかった…
岡部さんは、自らの運転で舞台を後にします。
「人間は複雑で滑稽だから どの役を演じても 面白い人間やなと思われるようにしてますね
それが軸なんですかね」
【情熱大陸】岡部たかしの柔軟性はどこから?
台本を覚えるのは、もっぱら喫茶店。
マネージャーによれば、セリフ覚えの速さは断トツだとか。
でも、あんまり覚えていきすぎたら恥ずかしい、と明かしています。
「めっちゃこいつやってきたな」とあんまり思われたくないのだそうです。
そんなものなんでしょうかねぇ…(笑)
一仕事終えた大阪で、岡部さんが行きつけの店に案内してくれました。
以前撮影の合間に立ち寄り、店主や女将とすっかり意気投合したのだそう。
昔は、仲間たちと飲み屋でいろいろ話し合いながら、飲み屋で稽古をしていたみたいな感じだったのですって。
「お客さんはもうちょっと後にせんと」
お客さんが面白いと思うかどうかを気にしていたら、何もできないといいます。
「こっちがおもろいかどうか」
まず自分たちがおもろいと思っていることが大事で、そうでないとお客さんもおもろないと思う、と語ります。
なかなか売れないことを、「あの人が売れているのは事務所が大きいからだ」とか、「自分たちがおもろいと思うことを、みんなはわからないんだ」と、遠いもののせいにしていたのだといいます。
しかし、40歳を過ぎて、割り切って「おもろいことしかしない」という感じになっていったのだそう。
すると不思議なもので、そのころから出演依頼が増え始めたのです。
「また出てくれ」といわれることも自信につながりました。
「自分がおもろいなと思ってやってることは 間違ってもいなかったのかな」
そう今は思っているけれど、
「来年とかはわからない バイトやってるかもしれん」
と岡部さんは笑います。
でも、面白いかぎり、大丈夫じゃないかなという変な自信もあるのかもしれない、と明かしていました。
【情熱大陸】岡部たかしの柔軟性の秘密はヨガにあった!
精神をリードするのは肉体。
岡部さんが見せる心身のしなやかさの秘密の一端に、7年続けているというヨガがありました。
始めた動機は、姿勢をよくして体幹を鍛えたかったから。
本人も驚くほど長続きしているといいます。
舞台本番の直前には、鍛えた体幹を確かめるかのように、逆立ちをする岡部さん。
集中力を高める効果もありそうですね。
それにしても、岡部さんの体の柔らかさには驚かされました!
【情熱大陸】岡部たかしのアンテナは「おもろいか おもろくないか」
さぁ、舞台の本番です!
「おもろいか おもろくないか」
自分のアンテナを信じる男・岡部たかしが、また一つ新たな扉を開けに行きます。
…と、無理やりまとめてみたけれど、俳優・岡部たかしは、いつだって自然体…なのだ。
そう「情熱大陸」の番組は締めくくられたのでした。
岡部たかしさんは、ちょっと掴みどころのない、でもそこが最大の魅力である俳優なのだと思います。
さらに「おもろいこと」を追求して、私たちを楽しませてほしいですね。
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